FD・慢性胃炎(機能性胃腸障害)
【病名(ひらがな読み)】
(えふでぃー・まんせいいえん(きのうせいいちょうしょうがい))
【概要や症状の説明】
FD(Functional Dyspepsia)とは、潰瘍がないにもかかわらず、
上腹部不快感、悪心、嘔吐などの消化器症状を訴えるものです。
従来は腹部不定愁訴や慢性胃炎と呼ばれていました。
胃炎とは、胃粘膜の炎症の総称です。急性のものと慢性があります。
急性のものは暴飲暴食、刺激物の誤飲、有害物の摂取、
心薬物の摂取、病原菌の毒素、ストレスなどによって起こります。
また、急性の場合は腹痛、嘔吐などがみられます。
慢性では胃のもたれ、食欲不振などが主な症状です。
胃カタル。
【初診に適した診療科】
内科(系)・消化器内科・胃腸科・心療内科・東洋医学
【初期診断/急性期治療に適した医療機関】
外来診療所・小中規模病院
【安定期/慢性期治療に適した医療機関】
外来診療所