朝日新聞と読売新聞のニュース記事で、アルツハイマー病の原因物質が
神経細胞内にたまる仕組みを解明したとのニュース報道がございました。
(このニュースは、2011年2月9日(水)のニュースです。)
ニュースの内容は、神経細胞の中の「キネシン1」という運搬役の
タンパク質があるのですが、このタンパク質が働かなくなると、
アルツハイマー病の発症に繋がる物質が末端部に溜まってしまうみたいです。
アルツハイマー病は、神経の伝達に必要なAPPというタンパク質が、
脳内の神経細胞の末端部に溜まってしまうことが原因と考えられています。
アルツハイマー病とは、加齢が進み、初老期に発症することがある
認知症の一種です。病気の進行は速く、症状としては、ひどい物忘れなどです。
ドイツの医師であった、アルツハイマー氏(A.Alzheimer)が
1907年に初めて報告したことがこの病名の由来です。
現在、アルツハイマー病の患者は国内に、約120万人いるとみられています。
この脳内の細胞にたまる仕組み解明されたことで、今後の治療法の開発に
繋げられる可能性があるとのことです。今回の研究結果は、2月9日付の
米国の科学雑誌で発表されました。
この「アルツハイマー病の原因物質の仕組みを解明!治療法の開発に期待!」
に関するニュース記事リンク
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110209-OYT1T00148.htm
http://www.asahi.com/science/update/0208/NGY201102080034.html
(リンク切れの場合はご了承下さい。)