サウジアラビア人で、重い重い心臓病を患った男性が、
自分の足の筋肉細胞を培養し、その筋肉細胞で心臓の機能を
回復させる手術を行ったとのこと。約5年前に、重症の心臓病
(拡張型心筋症)と診断されていたこの男性は、2010年12月に
足の筋肉細胞を採取して薄いシード状に培養し、2011年1月に
心臓に培養したシートを約30枚貼り付けて心臓の機能回復を
図る手術を行い、2011年2月22日に無事退院しました。
国内でこの筋肉を培養して行う心臓病機能回復の治療ができるのは、
大阪府吹田市にある大阪大病院だけとのこと。
この足の筋肉の細胞培養して、
心臓の機能回復手術を行ったことに関するニュース記事リンク
(2011年2月22日(火)の読売新聞の記事から。)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110222-OYT1T00618.htm
(リンク切れの場合はご了承下さい。)