国立精神神経医療研究センターは、来る4月1日に鬱病の治療を、
鬱病の薬だけに頼らない治療方法を普及させるため、
専門家を育てる組織を発足させると発表しました。
「認知行動療法」と言う治療方法で、うつ病患者の考え方や、
行動のパターンを変えることで、うつ病患者の心の負担を軽くします。
これまで、日本では、うつ病患者の治療には、抗うつ剤などの薬物療法が
中心で、薬物の多量の使用が問題となっていた。
この認知行動療法に関して、先行している英国では、うつ病患者の
に対して効果が上がっている。今回の組織の地域や職場での活動を
支援し、年間、約100名ほどの専門家を育成する予定とのこと。
初年度の予算は約1億円。なお、英国では、専門家を育てるために、
年間、約120億円を使用している。
このニュースは、2011年3月8日(火)の朝日新聞の記事からです。
この薬だけに頼らない鬱病治療に関するニュース記事リンク
http://www.asahi.com/health/news/TKY201103080387.html
(リンク切れの場合はご了承下さい。)