癌(がん)は、日本人の死亡原因の第1位となっている病気です。
癌を簡単に説明すると、生体にできる悪性の腫瘍(しゅよう)のことです。
とりわけ、癌は生活習慣と関わりが強いと言われています。
舌癌(ぜつがん)の危険因子を知っておき、生活習慣を改善し、
発症するリスクを減らすことで、舌癌(ぜつがん)の予防に役立てましょう。
舌癌(ぜつがん)の危険因子
・タバコの喫煙
・非喫煙者でもヘビースモーカーの周りでの受動喫煙
※ 受動喫煙とは、他人の吸ったタバコの煙を、
タバコを吸いたくもないのに周囲の人が吸わされてしまうこと。
さしづめ、火を付けたまま放置されたタバコの副流煙は、
非常に有害物質が多いので体に良くありません。
・お酒の暴飲
・いつも口腔を不衛生にしている
・虫歯による刺激
・入れ歯による刺激
・石綿(アスベスト)
・化学薬品
舌癌(ぜつがん)の予防方法
舌がんの予防としては、タバコやお酒をなるべく控えること。
そして、刺激の強い食べ物や飲み物をとりすぎないこと。
また、いつも口腔を清潔に保ち、自分に合っていない入れ歯
(噛み合わせが悪い入れ歯)を長期間使用しないことです。
現在の医学では、早期発見や早期治療で、ほとんどの癌は、
完治できるまでになってきています。ガンを完全に治すには、
とにかく、早期発見、早期治療が大事ですので、
年に1~2回は定期健康診断を受けることを強くおすすめします。
自覚症状が出ていない状態での癌の早期発見は本当に大切です。