アナフィラキシー
【病名(ひらがな読み)】
(あなふぃらきしー)
【概要や症状の説明】
抗原抗体反応のひとつで、特定の起因物質により生じた
全身性のアレルギー反応をアナフィラキシーと言います。
ある抗原で免疫を得た生体が、同じ抗原の再投与に対して
ショック症状などの過敏な反応を示します。
重症になると、血圧低下を伴うアナフィラキシーショック
という危険な状態になり、死に至る場合があります。
アナフィラキシーになる原因としては、
薬剤(抗生物質、解熱鎮痛剤、造影剤など)、
輸血などの血液成分、ハチやヘビなどの毒、食物、
運動、ラテックス(合成ゴム)などがあります。
【初診に適した診療科】
内科(系)・アレルギー科・救急部・救命センター
【初期診断/急性期治療に適した医療機関】
総合病院・大学病院・救急体制・ICUのある病院
【安定期/慢性期治療に適した医療機関】
外来診療所・小中規模病院