悪性黒色腫
【病名(ひらがな読み)】
(あくせいこくしょくしゅ)
【概要や症状の説明】
悪性黒色腫とは、メラニンをつくる細胞である
メラノサイトから生じる悪性腫瘍(しゅよう)です。
悪性黒色腫は、悪性度が非常に高い色素細胞の腫瘍なため、
ごく初期にも転移してしまう場合があります。発生の傾向として、
手足の皮膚、足の裏や爪の下、顔、眼球、などに好発し、
ホクロやイボ状のようなものが、急に大きくなります。
また、他の皮膚癌(ひふがん)に比べて転移が早く、悪性黒色腫を
放置すると全身への転移が早く、予後は良くありません。
ホクロと思われていたものが、実は悪性黒色腫であったとの
ケースも少なくはありません。
【初診に適した診療科】
皮膚科
【初期診断/急性期治療に適した医療機関】
特殊専門病院、研究機関病院(大学病院)
【安定期/慢性期治療に適した医療機関】
特殊専門病院、研究機関病院(大学病院)