肺がんとは?
肺がんは、肺にできる癌(がん)のことで、部位別の癌の中でも、
死亡者数がもっとも多い癌です。死者数トップの理由は、肺がんは、
癌の中でもいろいろな臓器に遠隔転移しやすいタイプの癌だからです。
代表的な転移先は、脳や肝臓、骨などです。
肺がんのタイプ
肺がんは、大きく2つのグループに分けられ、細胞の形態によって、
異なる4タイプの分類に分けられています。まず、大きくグループ分けすると、
「小細胞がん」と「非小細胞がん」の2つのグループになります。
小細胞がんのグループは、「小細胞がん」の1タイプ、
非小細胞がんのグループは、「線がん」、「扁平上皮がん」、
「大細胞がん」の3つタイプです。
なんと5倍も!タバコを吸う人は肺癌になりやすい!
肺がんになるはっきりしている原因はタバコの喫煙です。
統計では、タバコ喫煙者は、非喫煙者の5倍も肺がんの危険率が
上がっているとの結果が出ています。そして、喫煙した時期が若く、
1日のタバコの喫煙量が多い人ほど、肺がんになる危険率が高い傾向があります。
タバコ以外の原因も
肺がんになる原因は、喫煙だけではなく、アスベストの影響による
悪性中皮腫、ディーゼル車などの排気ガス、放射線による被曝などがあります。